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リハビリ職向けの転職エージェントを調べると、よく名前が出てくるのが「PTOTSTワーカー」と「PTOT人材バンク」です。どちらも理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に特化したサービスですが、「結局どっちを使えばいいの?」と迷う人は多いと思います。
この記事では、両方の公式サイトで確認できる情報をもとに、運営会社・求人の数・サポートの特徴を比べ、どんな人にどちらが合うかを現役の作業療法士の目線で整理します。
※この記事は、2026年10月26日に両社の公式サイトで確認した情報をもとに書いています。
結論
- どちらも:厚生労働大臣の許可を受けた職業紹介事業者で、厚生労働省の医療分野の認定事業者。求職者の費用負担はなし
- PTOT人材バンク:掲載求人の数が多く、募集していない事業所にも打診してくれる。条件がはっきり決まっている人に
- PTOTSTワーカー:見学・面接の同行や条件交渉まで一貫してサポート。初めての転職で手厚く支えてほしい人に
- 担当者との相性で使いやすさが変わるので、2つ同時に登録して比べるのがいちばん確実です
この記事の目次
PR今の職場の条件が相場と比べてどうか知りたい人は、PT・OT・STワーカーで相談できます。求人サイトに出ていない求人も紹介してもらえます。

PTOTSTワーカーとPTOT人材バンクの比較表
| 項目 | PTOTSTワーカー | PTOT人材バンク |
|---|---|---|
| 運営会社 | 株式会社トライトキャリア | 株式会社エス・エム・エス(東証プライム上場) |
| 許可番号 | 27-ユ-305209 | 13-ユ-190019 |
| 厚労省の認定 | 医療分野の認定事業者 | 医療分野の認定事業者(第1回) |
| 対象職種 | PT・OT・ST・柔道整復師 | PT・OT・ST |
| 掲載求人数 | 21,273件(全職種の合計、2026年10月24日時点) | PT 30,729件/OT 27,384件/ST 14,813件(職種別、非公開求人を除く) |
| 特徴的なサポート | 見学・面接の日程調整、面接同行、条件交渉までの一貫サポート | 募集していない事業所や、定員に達した事業所への打診(未募集求人へのアプローチ) |
| はじめ方 | 「相談したい」「転職したい」から選ぶ | 「近いうちに転職したい」「今は情報収集したい」から選ぶ |
| 費用 | どちらも求職者の負担なし(医療機関・施設からの紹介手数料で運営) | |
出典:PTOTSTワーカー公式(よくあるご質問)、トライトキャリア会社概要、PTOT人材バンク公式、PTOT人材バンク「未募集求人へのアプローチ」。求人数の数え方が両社で違う(全職種の合計か、職種別か)ため、数字をそのまま比べることはできません。
PTOTSTワーカーの特徴
PTOTSTワーカーは、医療・福祉業界の人材紹介を行う株式会社トライトキャリアが運営するサービスです。介護・看護・保育など、同じ会社が複数の業界向けサービスを運営しています。
- 転職活動を一貫してサポート:求人の紹介から、見学・面接の日程調整、面接対策、面接への同行、内定、入職まで支援すると公式に案内されています
- 条件交渉:希望に応じて、給与や雇用条件の交渉をアドバイザーが行います
- 職場の内部の情報:求人票だけではわからない職場の雰囲気や、働いている人の声を教えてもらえるとされています
- 非公開求人:一般に公開されていない求人を、登録者にメールや電話で個別に紹介します
口コミでは、条件交渉や地方の求人の詳しさを評価する声がある一方、電話の多さや担当者による差を気にする声もあります。詳しくはPTOTSTワーカーの評判の記事でまとめています。
PTOT人材バンクの特徴
PTOT人材バンクは、東証プライム上場の株式会社エス・エム・エスが運営するサービスです。公式サイトでは「サービス開始14年」「年間11,000人以上のリハ職が利用中」と案内されています。
- 掲載求人の多さ:職種ごとに数万件規模の求人が掲載されています(非公開求人は含まない数)
- 未募集求人へのアプローチ:希望に合う求人がないときに、今は募集していない事業所や、定員に達した事業所に直接打診したり、希望に合う求人が出るまで待って紹介したりする事例が公式に紹介されています
- 情報収集の段階から使える:登録時に「今は情報収集したい」を選んで始められます
- 利用者の声の公開:公式サイトに、地域・年代・職種つきの利用者の声が掲載されています。LINEでのやり取りに触れた声もあります

PTOT人材バンクの口コミの傾向や不満点は、PTOT人材バンクの評判の記事で詳しくまとめています。
どっちを選ぶ?タイプ別のおすすめ

PTOT人材バンクが合いやすい人
- 働きたい地域や時短勤務など、条件がはっきり決まっている人
- できるだけ多くの求人から比べたい人
- まずは情報収集から始めたい人
PTOTSTワーカーが合いやすい人
- 初めての転職で、面接の同行まで手厚く支えてほしい人
- 給料や条件の交渉を任せたい人
- 柔道整復師の資格も生かしたい人
どちらのサービスでも、担当者との相性で使いやすさが大きく変わります。迷ったら両方に登録して、紹介される求人と担当者の対応を比べてから、合う方に絞るのがいちばん失敗しにくい方法です。
2つを同時に使うときのコツ
- 希望条件を同じ内容で伝える:年収・休日・通勤時間・働きたい領域などを紙に書き出しておき、両方に同じように伝えると、紹介される求人を比べやすくなります
- 同じ求人に二重で応募しない:両方から同じ病院・施設を紹介された場合は、どちらか一方から応募します
- 連絡の方法と時間帯を最初に伝える:仕事中に電話に出られない場合は、連絡してほしい時間帯や方法の希望を最初に伝えておきましょう
- すぐ転職しなくてもよい:「今の条件が相場と比べてどうか知りたい」という段階でも相談できます
転職エージェントの仕組みを知っておこう
PTOTSTワーカーもPTOT人材バンクも、求職者からは費用を受け取らず、採用が決まったときに医療機関や施設から紹介手数料を受け取る仕組みで運営されています。
この仕組みを知っておくと、上手な使い方が見えてきます。担当者は、あなたの転職が決まることを目指してサポートしてくれますが、だからこそ「急かされている」と感じたら、自分のペースを伝えてよいのです。「今回は見送ります」「もう少し比べたいです」と伝えることは、まったく失礼ではありません。最終的に決めるのはあなた自身です。
PR求人票ではわからない職場の中身は、リハビリ職専門の転職エージェントの担当者に確かめてもらう方法もあります。PT・OT・STワーカーなら、「すぐ転職したいわけではない」という相談からでも使えます。
担当者と上手に付き合うコツ
- 連絡の方法と時間を最初に決める:「平日の日中は電話に出られないので、メールかLINEでお願いします」「電話は19時以降なら出られます」と最初に伝えます
- 希望は具体的に、変わったらすぐ伝える:「通勤は片道40分まで」「年収は今より下げたくない」など。条件が変わったら、その都度伝えます
- 合わない求人ははっきり断る:理由を添えて断ると、次の紹介が自分の希望に近づきます
- 同じ求人に2社から応募しない:同じ職場に別々のエージェントから応募すると、職場側も担当者も困ってしまいます。どちらから応募するかを決めて進めましょう
- 担当者が合わなければ変更を頼む:相性はあります。遠慮せずに相談しましょう
エージェント以外の探し方との比較
| 探し方 | 良いところ | 気をつけたいところ |
|---|---|---|
| 転職エージェント | 非公開求人の紹介、日程調整、条件交渉をしてもらえる | 担当者との相性がある。連絡が多いと感じることも |
| 求人サイト | 自分のペースで多くの求人を見られる | 職場の内情は分かりにくい。交渉は自分でする |
| ハローワーク | 地元の求人が多い。相談窓口もある | リハビリ職に詳しい担当者とは限らない |
| 知人の紹介・直接応募 | 職場の雰囲気を事前に聞きやすい | 条件の交渉や断りがしにくい |
それぞれに良さがあるので、エージェントと求人サイトを組み合わせるなど、自分に合う形で使い分けるのがおすすめです。
登録前に準備しておくこと
どちらのサービスでも、最初の面談で今の条件と希望を聞かれます。給与明細や源泉徴収票で、今の基本給・手当・賞与・年間休日を確認しておくと、相場と比べたアドバイスを受けやすくなります。面談の準備や、紹介された求人で聞くべきことはPTOTSTワーカーの評判の記事で詳しくまとめています。
転職エージェントを使うときの流れと期間の目安
どちらのサービスも、おおまかな流れは同じです。
- 登録:公式サイトから、資格・希望の勤務地・転職の時期などを入力
- 面談:担当者と電話などで、今の条件と希望を話す
- 求人の紹介:条件に合う求人を紹介してもらう。気になるものは職場の内情も聞く
- 見学・面接:日程の調整は担当者が行う
- 内定・条件の確認:給与や入職日などの条件を確認し、必要なら交渉してもらう
- 退職・入職:今の職場の退職手続きを進め、入職する
在職中に転職活動をする場合、登録から入職まで3〜6か月ほどを見ておくと、無理のないスケジュールになります。急ぎの場合は、最初の面談で「〇月までに入職したい」と伝えておきましょう。時期の考え方は転職は何年目・何月がいいかの記事でまとめています。
エージェントを使っても失敗しやすい人の特徴
- 担当者にすべて任せてしまう:紹介された求人を、自分で見学せずに決めてしまうと、入ってからのずれに気づけません
- 条件を盛りすぎる:給料も休みも通勤も全部を最高にしたいと伝えると、紹介できる求人がなくなります。ゆずれない条件は3つまでにしぼりましょう
- 今の職場の不満だけで動く:「何から逃げたいか」だけでなく「次に何を得たいか」を決めておかないと、同じ悩みをくり返しやすくなります
迷ったときの決め方
どちらにするか決めきれないときは、次の3つの質問に答えてみてください。
- 今回の転職で、とにかく多くの求人を比べたいか、それとも少ない数でもじっくり支えてほしいか
- 希望の地域に、行きたい職場がすでにあるか(あるなら、未募集でも打診してくれるサービスが合いやすい)
- 面接や条件交渉に不安があるか(あるなら、面接対策や同行まで手厚いサービスが合いやすい)
それでも決められない場合は、両方に登録して最初の面談を受け、話しやすいと感じた担当者のほうを中心に使うのが、いちばん失敗の少ない方法です。
よくある質問
両方に登録したら、同じ求人を紹介されることはありますか?
同じ病院や施設の求人を、両方のサービスが扱っていることはあります。その場合は、どちらから応募するかを決めて、もう一方の担当者には「別のサービスから応募しています」と伝えておくと、行き違いを防げます。
途中で利用をやめることはできますか?
できます。転職をやめた、別の方法で決まったなどの場合は、担当者にその旨を伝えれば、紹介の連絡は止まります。退会の手続きは、各サービスの案内に従ってください。
2つ同時に登録しても問題ありませんか?
問題ありません。複数のエージェントを使う人は多く、担当者や求人を比べるうえでも有効です。同じ求人に両方から応募しないことだけ気をつけましょう。
本当に費用はかかりませんか?
どちらも、医療機関・施設からの紹介手数料で運営しており、求職者が費用を払うことはないと公式に案内されています。
非公開求人とは何ですか?
求人サイトやハローワークに公開されていない求人です。登録した人の中から、条件に合う人に個別に紹介されます。
理学療法士と作業療法士で、選ぶべきサービスは変わりますか?
どちらのサービスも PT・OT・ST を対象にしているため、職種による大きな違いはありません。働きたい地域や領域の求人がどれだけあるかを、実際に登録して確かめるのが確実です。
まとめ
PTOTSTワーカーとPTOT人材バンクは、どちらも国の許可と医療分野の認定を受けた、リハビリ職専門の転職エージェントです。求人を幅広く比べたい・条件がはっきりしている人はPTOT人材バンク、面接同行や条件交渉まで手厚く支えてほしい人はPTOTSTワーカーが合いやすいといえます。
ただ、いちばん大きいのは担当者との相性です。迷ったら両方に登録し、紹介される求人と対応を比べてから、合う方に絞ってください。
転職エージェントは、上手に使えば、働きながらでも効率よく職場を比べられる心強い存在です。2つのサービスの特徴を知ったうえで、自分の希望と転職の時期に合わせて選び、納得できる職場を見つけてください。迷ったときは、まず相談だけしてみて、担当者の話を聞いてから決めても遅くはありません。
PRPT・OT・STワーカー
まずは相談だけでも大丈夫です
- 求人サイトに出ていない非公開求人も紹介
- 見学・面接の日程調整や条件交渉まで担当者がサポート
- 「すぐ転職したいわけではない」相談からでも使える

