記事内で紹介するサービスを利用することで、当サイトに売り上げの一部が還元されることがあります。しかし、記事内容については公平さと正確さを心掛けていますのでご安心ください。
理学療法士は、国家資格であり仕事は余るほどにあります。
さらに、基本的に夜勤はなく他の医療職と比較しても良い環境で働いていると思われがちです。
しかし、現職の理学療法士であれば分かると思いますが、理学療法士は非常に悩み事が多い仕事です。
中には、一年目や新人にして理学療法士をやめてしまいたいと思う方も少なくないでしょう。
今回は、仕事面や環境面・金銭面など理学療法士によくある悩み事をランキング形式で紹介していきます。
もし、現在職場の人間関係や金銭面・環境で悩んでおり理学療法士を辞めたいと感じている方がいれば、まずは転職を考慮すべきです。
理学療法業務は職場によっても大きく異なりますし、人間関係は言わずもがな転職で解決することができます。
さらに、収入のアップも狙うことができるでしょう。
今後理学療法士が転職を考えているのであれば、『理学療法士の転職エージェント』を利用してみましょう。
ハローワークなどにはない求人も多数あり、より良い職場へ転職できる可能性が高くなりますよ。
理学療法士の転職エージェントの種類は数多くありますが、『PT・OT・STワーカー』は求人数が多いため利用することをおすすめします。
加えて、非公開求人が多い『レバウェルリハビリ(旧リハのお仕事)』も利用すると良いでしょう。
【1年目や新人にも多い】理学療法士の悩み事ランキング
根深い理学療法士の悩み
実は理学療法士の悩みは、数多くあります。
今回は理学療法士の悩みの中でも多いものを抜粋して、紹介していきます。
あなたと同じ悩みを持っている療法士が数多くいるかもしれませんよ。
1.患者とのコミュケーションが苦手
これは一年目の方に多い悩みですよね。
実習生などを見ていても、患者さんと話す際に会話が弾まなかったり、声が小さかったりなどコミュニケーションをとることに慣れていないんだなと感じることが非常に多いです。
ただ、この悩みに明確な解決策はないのではないかと感じます。
というのも、コミュニケーションが苦手な人がすぐに人と話すことが得意になる訳はありません。
慣れるしかないのです。
患者さんとコミュニケーションを図るコツは、共通点や賛同しあえる話題を見つけることです。
出身地でも趣味でもなんでも良いのです。
共通の話題からコミュニケーションを図って、信頼を形成していきましょう。
2.治療の方法が分からない
こちらも、新人のころの悩みです。
そもそもどんなリハビリをして良いか分からないという悩みも非常に多いのです。
最近では、実習形態も変化しつつあるため、臨床にでるまで一人で患者の治療をする機会がない場合が多いですよね。
このような場合は、まずは先輩療法士のリハビリを真似してみましょう。
もし、その治療の意義を見出せないのであれば、直接聞いてみても良いでしょう。
真似するだけの理学療法士では成長はできませんが、真似することから新しい引き出しを作ることもできますよ。
3.給料が低い
給料が低いというのは、理学療法士の誰もが感じている悩みではないでしょうか。
大学や専門学校を出て、国家資格を取得したのに理学療法士の給料は非常に低いのです。
初任給で見ると、若干高いこともありますが、昇給が少ないこともあり日本全国の年収平均よりも理学療法士の平均年収は低い状態となっています。
正直、この給料には個人的にも納得しておりませんが、どうしようもありません。
ただ、昇給を期待しても理学療法士の給料が大幅に上がることは考えにくいです。
もし、本気で収入アップを目指したいのであれば給料の高い職場へ転職するか副業を始めてみましょう。
4.身体的疲労が強い
理学療法士は、身体を使って仕事をしなければなりません。
患者を抱えたり、支えたりと常に動いてなければなりませんよね。
仕事が終わって帰るころにはクタクタで、腰部痛などを抱えている理学療法士も少なくないでしょう。
そんな、理学療法士をしていると「一体何歳までこの仕事を続けていけるんだろうか…。」と不安になることもありますよね。
正直、60代で患者のリハビリをしていくのは非常に苦痛となります。
そんな状況を回避するためには、身体的労働が少ない職場に転職するか、臨床の仕事ではない役職などへ昇給するしかないでしょう。
5.勉強したくない・スキルアップできない
理学療法士は、技術職のため常にスキルアップを怠ることができない職業です。
しかし、理学療法士として働きながら勉強もするというのは非常にハードですよね。
正直、理学療法士の仕事や勉強が相当に好きでなければ、日々スキルアップしていくというのは難しいでしょう。
勉強やスキルアップできないという悩みはあなただけではありません。
個人的な意見ですが、患者さんに悪影響を及ぼすレベルでなければ、多少スキルアップを怠っても良いと感じます。
理学療法士も人間ですから嫌なことは、継続してできませんよね。
しかし、スキルアップしたいのにできないというのであれば、まずは目標を決めることが重要です。
一年に一回は何かの資格を取得したり、認定理学療法士を目指すなど。
形になる目標を定めたうえでスキルアップを目指しましょう。
6.パワハラを受けている
理学療法士は個人的にパワハラが多い職業であると感じています。
もちろん、パワハラをしている本人たちはハラスメントであるという自覚はありません。あくまでも指導なのです。
ただ、強制的に勉強会に参加させられたり就業時間外の勉強を強要されるなど。
高圧的な態度でスキルアップを迫る理学療法士がとにかく多い。
正直、このような理学療法士は自分たちが受けてきた指導やレポートで眠れなかった実習を誇りに思っている時代遅れな療法士です。
患者さんを評価してモチベーションをアップさせながら能力を上げるべき理学療法士が、後身の育成にパワーを駆使するというのは矛盾していますよね。
このような上司が居る場合は、即刻転職を推奨します。
理学療法士はうつ病になってしまう方も少なくない職業です。自身の心を守るためにも早期に環境を変えましょう。
7.リハビリ拒否への対応
患者さんのリハビリ拒否。
これは理学療法士何年目になっても悩まされる事項です。
特に、認知症の方のリハビリ拒否は誘導の方法を変えたり時間帯を変えたりと、様々な方法を試しながら行う必要があり、正直面倒です。
リハビリ拒否を改善する明確な方法はありません。
ただ、いくつかの引き出しを準備して多くの方法を試すことこそが、成功に繋がります。
・必要性の説明
(家族にお願いしても〇)
・日常の会話のみする
・趣味活動に誘う
・顔見知りになる
・誘導のタイミングを変える
(ベッドに寝てない時に誘うなど)
・担当を変更してもらう
8.仕事とプライベートの両立が難しい
理学療法士は、仕事が多忙でありプライベートとの両立が難しいとの悩みも聞かれます。
休みの日も勉強会などに行かなければならないなど、特に一年目はプライベートの時間を確保できない状況も多いでしょう。
そして、結婚したり子供ができたりすると、なおさら自分の時間の確保や勉強時間を確保することが難しくなるのです。
独身のうちに勉強はしておくというのが最も良い方法かもしれませんね。
子育てとスキルアップを両立するのは非常に難しいでしょう。
理学療法士が悩みすぎたら転職してみよう
理学療法士には、様々な悩みがあります。
金銭的な悩みはもちろんのこと、人間関係の悩みに耐えながら日々働いている理学療法士もいるでしょう。
しかし、我慢してはいけません。
もし、理学療法士としての悩みが募りすぎる場合は環境の改善を考えましょう。
転職においては一つでも多くの求人を見ることが成功の秘訣です。
ハローワークなどにもない非公開求人は転職エージェントにも多く存在しますので以下の記事を参考にしてください。